歴史ってどう勉強すればいいの?

【2016年6月14日更新】

 

去る4月14日、熊本で大きな地震が相次いで起きました。

 

私の住む長崎でも経験したことがない大きな揺れを感じました。長崎と熊本は海を隔てた隣県になります。多くの親戚、知人が暮らしているので、とても他人事とは思えない出来事でした。
これから、熊本の方々は復興に向けて大変だと思います。私も微力ながら、個人で出来る範囲で震災復興に協力をしていきたいと思います。

 

 

さて今回は、 『教科別☆性格シリーズ』 として、歴史の性格に触れてみたいと思います。

 

歴史ってどう勉強すればいいの?

 

歴史といえば、「暗記を頑張る」ことで得点がアップするというイメージがあります。

 

確かに、その通りだと思います。

 

ただ、こんな言葉を聞いたことがないでしょうか??

 

『歴史が得意な人って暗記じゃなくて、流れで覚えてるよね?』

 

 

ここに、歴史の性格の本質が見て取れるような気がします。歴史って単なる暗記科目ではないと私は思っています。

 

小、中、高の各学校で、歴史については勉強しますが、テストで出される問題の多くは、暗記で対応できます。
歴史って、つまりめちゃくちゃ物知りな科目なんです。多くの物事を知っていれば、それだけ得点をアップできます。

 

ただ、ひたすら多くのことを知っていれば100点に近づけるかというと、そうでもありません。
なぜなら、歴史自身に好き嫌いがあって、その好きなポイントを汲み取ってあげなければ、記述問題や時代の順番を問う問題などに対応できないからです。

 

歴史は物知りなだけでなく、多くの知識のなかでも大事なことはしっかりと後世に伝えたいという、熱い思いを持っています。

 

重要ポイントを問う問題は、様々なかたちで出題されるため、これらの問題を上手に解くにはしっかりと歴史の流れ、大切なポイントを理解していなければなりません!

 

日本史の歴史では、各文化の年代順を問うような問題があります。

 

例えば

 

『法隆寺の建立、源氏物語、宇治集遺物語集、銀閣寺の建立、曽根崎心中』を年代順に並べよ。

 

という問いがあったとします。

 

この問題を解くのに、歴史の大切なポイントを押さえておくのは効果的です。

 

 

法隆寺の建立

天皇中心の日本をまとめた聖徳太子ゆかりのお寺

源氏物語

日本が、天皇はじめ貴族の力で安定していた時代に、国内中心の文化から生まれた傑作

宇治拾遺物語

武力がものをいうという時代になったとき、武士が好んだ面白おかしい物語を集めた説話集

銀閣寺の建立

武士が力を握った時代に、武力が関わる政治に興味を持たず政治から離れた将軍・義政がつくった。日本全国をまきこむ戦乱をつくった応仁の乱の象徴。

曽根崎心中

戦乱の時代が終息し、平民が娯楽を楽しめる頃に流行った男女の恋愛の物語。

 

 

日本の歴史が 天皇中心にまとまる→安定の時代→武力の台頭→武力による戦乱→戦乱が終わり平民が活躍 という時代背景を理解していれば解きやすくなります。

 

このことから、歴史は単なる暗記科目ではなく、学ぶ人に大切なポイントを伝えて今後の時代づくりに役立ててほしいと望んでいるような気がします。

 

歴史を学ぶときは、その単語を覚えるだけでなく、「こういった時代だったからこの単語が重要視されている」ということを汲み取ってあげたいものです。