分からない事は体感して理解する

分からない事は体感して理解する

【2015年4月30日更新】

長崎市の春の風物詩、帆船祭りに行ってきました。

ここ何日か穏やかな晴天が続いていることもあり、暖かい日差しのなかでのんびり散歩できました。
お金を使わなくても気分がリフレッシュできて贅沢な気持ちになれるって素敵な事ですね。(^^ )

さて、タイトルにもありますが、受け持って間もない生徒さんに授業を行った時の話で『分からない事は体感して理解する』でも『理解は程々が大事な時もある』というお話です。

その生徒さんとしては、円周率=πを使った問題を解くときに『なぜπを使うのか?』というところで疑問をもったようです。

そもそも円周率(π)を簡単に説明すると、『円周の長さは円の直径の長さの何倍になるのか?を考えた時に、その答えとなる数値』と言い換える事が出来ますが、ここは実際に計測して体感して貰った方がより理解が深まるのではないかと考えました。

そこで生徒さんにお願いして20cmの定規とメジャーを持ってきてもらい、その定規を直径に見立ててメジャーが円周になるようにまるめ、メジャーの長さを確認すると約63cmでした。

私はここで次のような説明をしました。
直径20cm×円周率3.14(近似値)=62.8cmになります。

実際に円周に近い形をつくって確認したらだいたい同じ長さだったよね?

正確な円周率を算出しようと、これまでもすごく頭が良い学者さんやスーパーコンピューターが頑張ってきたけど今なお正確な数値は計算中です。

だからこそ、そんな数値の代わりに『π』を使って単純化してるんだよ。
生徒さんも自身で体感したからか、円周率(Π)について理解できた様子でした。


分からない事は体感して理解する

私は、常々納得ができなければ学習は先に進めないと思っていますが、同時に『程々な理解が大事な時もある!』とも感じています。

今後生徒さん達が高校・大学に進学するにつれ、完全に理解するには難解過ぎる公式が多数出てきますが、それを1から10まで完璧に理解しようとするとさすがに時間が足りなくなってきます。

勿論突き詰めて考える姿勢はとても重要ですが、受験のように時間が限られている状況下においてはより柔軟な姿勢が求められます。

円の面積=半径×半径×Π(円周率)
円周=2×半径×Π(円周率)

こういった公式についてはサクッと丸覚えしちゃうのも一つの手段です。
元々そのための 『公式』 なのですから。(^_^)